【知床遊覧船】観光ブラック企業の特徴についての記事を読んで【ITmedia】

知床五湖 意見

 

目を引くタイトルだったので読んでみました。

知床遊覧船のような「観光ブラック企業」は、どのような特徴があるのか(窪田順生,ITmedia)2022年5月3日

企業のSNSやブログ更新もやっているので多少のことは分かりますが、流石に言い過ぎではないかと思います。

指摘されている内容は、飽くまで一要因(推定)です。最後に国の批判(タイトルから無関係な話題)で締め括られているのが論拠の弱さを物語っています。

(以下、引用)

 誤解なきように言っておくが、「公式WebサイトやSNSを更新していない観光業者はすべてブラック企業だ」などと主張したいワケではない。民宿やホテルなどはシンプルに人手が不足しているので、WebサイトやSNSの更新にまで手が回らないこともあるだろう。SNSが開店休業状態でも、しっかりとしたサービスを提供している観光業者も少なくないはずだ。

 ただ、先ほども述べたように観光業、特に大自然の中で人命に関わるようなアクティビティを提供するような会社の場合、SNSでの情報発信は、観光地の満足度向上だけではなく、そのツアーの安全を伝えるためには必要不可欠なものとなっている。(記事から引用)

 

引用の一段落目で予防線を張ったつもりだろうが、二段落目は所詮、筆者の持論(ぼくの考えた理想の観光会社)に過ぎず、全国(世界?)津々浦々の観光ブラック企業の特徴にはなり得ません。※そもそも一段落目と二段落目の内容が真っ向から対立していて、結局どっち?(SNSは必要不可欠なのか、なくても良いのか)という感想。

「(他の観光地で)事故を起こした会社のSNSやブログが更新されていない」という事例を複数挙げない限りは、「今回事故を起こした会社の特徴」という枠から出ない。観光会社全体を評価しようだなんて飛躍し過ぎている。

せいぜい『知床のツアー会社の中で事故を起こした会社の特徴』が相応しいタイトルだろう。誰がそんなタイトルの記事を読むだろうか?

リサーチ不足なのか、論理的思考力不足なのか……

 

“『知床遊覧船のような「観光ブラック企業」は、どのような特徴があるのか』のような「Webゴ○記事」は、どのような特徴があるのか”

というタイトルをこのブログ記事にすべきかと考えたが、ボクも特徴を多く挙げられていないしタイトル詐欺になりそうなので、やめておく。

知床五湖

 

↑引用記事を書かれた窪田順生氏の著書(著書の内容については触れません。各人でご確認下さい)

 

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