NHKの番組
ねほりんぱほりんから
「耳障りはいい」
という表記に疑問を持ったので
https://www.bunka.go.jp/prmagazine/rensai/kotoba/kotoba_004.html
文化庁広報誌『ぶんかる』から
これを参考にすると
「みみざわり」は
「耳障り」が元来使用されてきて
文字通り「聞いて気にさわること」
誤りではないが
稀に「耳触り」も使われることがあり
こちらも文字通り「聞いた時の感覚」
ページの終わりには『NHK ことばのハンドブック 第2版』から引用して
「耳触りの良い(悪い)」は抵抗があるとしているが
「耳障りはいい」と表記してるのだからチェック機能が仕事してないのだろう
(NHKの『ことばのハンドブック』や『日本語発音アクセント新辞典』は大変参考になる本です(特に後者
個人的経験だと
「耳触りが良い」単体の表記も見た記憶はなく
「耳触りの良い言葉を並べて…」でよく目にする
丁寧にも文化庁は
「耳障りが良い」と書くのは避けておくべきと結んでる通り
NHKは間違いを二つ犯していることになる(「みみざわりがいい」という表現と「耳障りが良い」という表記
(「耳触りが良い」の方が“比較的”正しい
「耳障り」…正しい
「耳触り」…まぁ正しい(認められてきた
「耳触りが良い」…まぁ正しい(認められてきた
「耳障りが良い」…おかしい(夏目漱石
「耳障りが良い」を認めると「目障りが良い」という違和感しかない表現も認めることになるだろう
耳障りが良いというのは耳触りが良いだけで目障りになりかねない
と
誤りを見つけたからって鬼の首を取ったかのように騒ぐのはボクが嫌いなことですが
テレビの影響力はやっぱり強力なので
内定ください
チャウコン
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