大学における歴史学は主に地域別に3つに分類される
・日本史学
文字通り、我が国日本の歴史を研究する。
取り敢えずココを選ぶという人が一番多い。文系で法学部と経済学部に興味がない、かつ日本史が得意だった人が多い。
即ち、自分が日本史、そもそも歴史に興味があるのかも分からず入る人が後を絶たないため、大概の日本史専攻者は歴史が嫌いになる。
世界史を知らない。あるのは知ってるけど無かったことにしてる。
戦後歴史学からの脱却が急がれるが、学生の多くが意味すら分かってない。
比較的話すのが上手い教授が多い。
愛読書は『資本論』。世の果てである。
・東洋史学
東洋と言うのは一般に日本・中国・朝鮮を指す。とは言え、日本史学が既にあるため東洋史学で日本史をやると言えば坑儒(注1)される。
即ち、東洋史学は中国と朝鮮。モンゴルをやる奇人もいる。
常日頃、中国史専攻者は朝鮮史専攻者を低レベルだと下に見て、朝鮮史専攻者は中国史専攻者を陰キャだと嘲笑う。
「敵の敵は味方」と言うが、両者共に日本史専攻を仮想敵国と見なしており、その時に限り一致団結する。
甲骨文字から革命までネタが満載。漢文が読めないと坑儒。
大学で漢文をやろうと思う人にマトモな者がいる訳がなく、他の凡ゆる学生から白い目で見られる。慣れると快感になる。
愛読書は凡ゆる辞典。結局漢文も中国語も朝鮮語も読めないのである。
・西洋史学
ガチ勢とそうでない者の差が一番激しい。
そうでない人とは大概パリピ(注2)であり、見た目で分かる。
教授が厳しい。授業にどうしても哲学が入ってくるため辛い。ゼミはもっと厳しい。
英語は使えなくても大丈夫(大丈夫じゃない)。
なぜかレジュメ作成が上手くなる。
現代版科挙(注3)が漸く実を結ぶ。でも遠い地域の話なので結局よく分からない。
日本史・東洋史に比べ論文の成果が少ない。でも歴史学は西洋の学問だというアイデンティティだけは手放さない。
愛読書は『大学4年間の〜〜学が10時間でざっと学べる』シリーズ。歴史を専攻したことを後悔している。
(注)
1.アカハラ。アカデミックハラスメント。教授だけでなく学生からも無視される。議論に入れてもらえない。要するに土に埋められるのと同じ。
2.どうぶつ。人かもしれないが人じゃないのかもしれない。大学と呼ばれる所には何処にでも生息する。
3.世界史B選択。何の意味があるのかも分からず、膨大かつ無機質な歴史事項の丸暗記を強いられる。選択者は真性ドM。「流れを理解せよ」と叫ばれるが、高校教科書の知識で流れはどうやっても作れない。
チャウコン
コメント
死んでも歴史学はやらないぞ〜〜!と思う今日この頃
でも政治や社会学を考えるときに歴史は無視できない
歴史専攻は個人的に憧れるし、面白そう
続きはよ
たぶんどの分野の授業も初回はその歴史からだよね🤔
歴史学はやりたい人だけで良いと思うけど、歴史を辿るクセ(思考回路・調査手段)はあった方が役に立つと思う。その歴史だけでもレポートネタにもなるからおトク〜〜
日本の近代化やるとワクワクするぞ!
まぁボクも美術や芸術がからっきしだね〜〜教えて🧐
ありがとう!
取り敢えずちょっと齧ってみるだけでも面白いと思うよ!授業じゃなくても、本でも、歴史学の友達でも(このブログでも笑)。