音韻論で
個人的に「麻婆豆腐」の発音を研究するという
イかれたことをやっていた(中納言コーパスはお勧め。個人登録もしときましょう。)
先生と話してる中で音素の聴き分けが出来るという特技()を発見し
その流れで調べた結果
絶対音感を持ってると言われた
(絶対音感にも程度の差があり、ボクのは極めて初歩的なやつ。そもそも絶対音感がよく分かr
絶対音感の持ち主って言われるとちょっとカッコいい(
中学の頃は合唱で男子パートリーダーをやらされ
それまで真面目に弾いたことが無かったので
毎日部活後に猛特訓をした
実家に帰るとエレクトーンに向かうようになり
好きな曲をオリジナルの楽譜に記して弾いている
と言うと
カッコいい感じだが
ピアノ自体は下手くそなのでお察しのレベル
だけど
それが楽しい
鍵盤に油性ペンで汚い字のドレミファソラシドが書いてあるのが
中学の時の猛特訓を思い出させる
女子中心クラスだったため
当然合唱コンクール(略して合コン)の練習は女子の独占場
我々男子への不満と文句と悪口は男子本人に言っても聞く耳を持たないし
男子による女子への反論はケンカ(暴力・戦争)の原因になるため
男女間の遣り取りはボクを通して行われていた
男子に女子の要望を言う時には
「あのブスが〜〜言ってたから早く終わらそう」
女子に男子の反論を言う時には
「あのバカが〜言ってたから優しくお願い」
中学で二枚舌外交を習得してたボクだった
イントロクイズに滅法強く
パッヘルベルのカノンで涙を流していた小学生のチャウコン少年に
幼稚園で歌った『ひとりぼっちの羊飼い』を楽譜なし(勿論読めない)で弾き方も教わらずにエレクトーンで弾いてたチャウコンショタに親は気付いて欲しかった
でも
バスケと水泳と遊びで時間は全く無かったのでピアノは無理だったと思うし
今みたいに偶に弾くのが丁度良いのかもしれない
英語が世界の共通言語とは言え
音楽、音には敵わない
ピアノ(楽器)が弾ければ全人類に表現出来る
当たり前だけど凄いこと
宇多田ヒカルの曲も最近では歌のないピアノ演奏だけをリピートすることが多い
普段過ごしている土地から離れて
しかも
二度と訪れることもないような場所に踏み入れると
写真を撮るよりも音楽を聴こうとしてしまう癖がある
その音楽はそれまで聴いたことのなかった
聴かないようにしてた曲で
夏なのに雪が降り積もってたその地で
ボクは宇多田ヒカルの『Goodbye Happiness』を初めて聴いた
勿論
“初めて訪れた土地用の未だ聴いていないプレイリスト”を一通り聴いて
この景色にはこれだと選んだ
あの景色がこの曲に合ったのだろう
「日に焼けた手足」から夏をイメージさせるこの曲だけど
個人的にはメロディから冬のイメージの方が大きい
夏と冬(雪)が同時に存在する奇跡のあの環境がこの曲にしっくりきた
『Goodbye Happiness』を聴くとあの風景を思い出せるし
他の地でもその地に合った曲を選んでるので
曲を再生する度に旅行に行った気分になれるのでお得である
どっかの前世で
宇多田ヒカルの『Goodbye Happiness』は書いた記憶があるけれど
それは
Official髭男dism『Pretender』よろしくグッバイであり
ただ
宇多田ヒカルの『Goodbye Happiness 』は他の宇多田ヒカルの曲とは異なる
『Prisoner Of Love』を主に
『COLORS』や『First Love』が
宇多田ヒカルの代表曲に挙げられるけれど
宇多田ヒカルらしさ
宇多田ヒカル臭さが一番バランス良く出てるのは『Goodbye Happiness』だと思う
いやいや
『Letters』や『Wait & See 〜リスク〜』のクレイジーっぷりが表される
宇多田ヒカル臭くて仕方ないのも堪らなく好きだし(多分千回近く聴いてる)
『Letters』に関しては新たな解釈を生み出した自負()があるので
譲りたくは無いけれど
それでもやっぱり
『Goodbye Happiness』が一番だと思ってしまうのである
論理よりも感情と感性が先に行ってしまうから
誰にも伝わらないだろうけど
それは独り善がりだけど
やっぱり“今”は『Goodbye Happiness』なんだ
美波の『カワキヲアメク』に浮気したいけど今の状況には合わない
そもそも
コーピー・ペースト・デリートはやってない
全て自分の言葉を使ってる
「ありのままで〜♫」と言えば
多くは「アナ雪」と答えるだろうけど
自称()昔ながらの宇多田ヒカルオタクならば
『Goodbye Happiness』が最初に浮かぶ
アナ雪の何倍も深い意味が込められてると勝手に思ってる
nano.RIPEの『アザレア』も知らない
もっと許されない
奇妙なことをしてる
してたつもり
何が「初めて」だ
こんなこと「2回目」があったらクソだ
back nunberの『ハッピーエンド』ほど…
そんな凸凹
というより
ギザギザな今の感情に
合わせて包み込んで寄り添ってくれる
そんな『Goodbye Happiness』が頼もしい
けれど
自分の
自分だけの記憶が
自分以外のものになっていくようで
記憶が思い出にならないように
記憶を繋ぎ止めるように
それは砂浜で
手一杯に乗せた砂が指の隙間からこぼれ落ちていくようで
その落ちていく砂達を
無様に姑息に
落とさぬように必死になって掬うようで
両手に溢れる程だった砂は
いつの間にか片手に収まる程度になり…
気が付けば
日も沈んでいた
さようならと
手を振った
手を振るべき時になった
片手に残った大事なソレを何でもなかったかのように払い落として
手を振った
その手は
右手だった
チャウコン
コメント
スタイルよすぎです
これから曲を聴いていきます
体脂肪率は上昇傾向…
(画像は消しましたが)とにかく奇跡的な景色で、全部忘れたらまた訪れたいです
コメント見て、見てきました笑
現代政治に関心はあっても思い入れがないので、自分の半径大事な人以内に影響が無ければどうでもいいです笑