こんばんは、チャウコンです。
共通テストを受験された方はお疲れ様でした。試験終了後にやりたいことを想像して乗り切りましょう。
さて、これを読んでいる方はボクの受験?に興味があるのか無いのかは分かりませんが、単刀直入に言うと、教え子及びボクは追試験を受験する運びとなりました。
試験会場の門で応援する先生(指導者)は多かれど(今年はダメですが)、出願して教室まで付き添う人は過去にも未来にもボクだけだと思います。我ながらアタマがおかしいと思う。とは言え結局、それが功を奏して冷静に追試験に移る手続きが出来たので良かったかと思います。予め起こりうるトラブルとその対応策を全て用意しておくことは本当に大事だと実感しました。あまり細かいことは、ボクよりも教え子のプライバシー的に言えないので、この辺にしておきます。機会があれば書きます。
もし、明日の試験までに体調を崩して、試験を受けられそうにないって方のために、実際の情報を伝えておきます。マスコミの報道で「診断書なしで追試験の受験可能」といった情報が飛び交ってますが、半分合っていて、半分間違っています。
- 体調に不安があったら追試を 診断書なしでも申請OK 共通テストQ&A(毎日新聞)https://mainichi.jp/articles/20210113/k00/00m/040/205000c
- 体調不安なら追試申請を 毎朝検温、コロナ対策で―16日から初の共通テスト(時事通信)https://www.jiji.com/jc/article?k=2021010900411&g=soc
- 共通テスト、診断書なしで追試OK 自宅待機の場合など(朝日新聞)https://www.asahi.com/articles/ASP1D61GKP1DUTIL026.html
正確には「診断書なしで、追試験の申請が可能」です。飽くまで「申請」だけです。どういうことかと言うと、例えば明日の朝、熱があったら受験会場に電話をします。すると、特に細かく症状を告げることもなく、「追試験を受験するか?」と聞かれます。それに頷くと、「診断書が必要」だと言われます。今日の場合では、今日の最終科目の18時10分までに診断書と受験票を持って(代理人も可)受験会場まで来るように言われ、そこで電話は切られます。明日の場合は、明日の最終科目までかと思います。恐らくですが、ここまでは去年までと同じかと思います。ただ、その後、各都道県・市区町村の「新型コロナ発熱センター」的なところに電話をして、コロナの症状があるか電話で確認した後に病院を案内されます(その病院がいっぱいだったりすると、自宅待機が命じられます)。そのことをもう一度、受験会場に連絡すると、「診断書は18日の17時までにfaxで送信し、原本は29日までに受験会場に持ってくれば追試を認める」と言われます(メンドクサイ。試験会場でぶっ倒れた方が楽では?)(明日の場合、日程がどうなるのかは不明です)。
分かりづらくてすみません。要するに、追試験の申請(仮予約と言った方が適切でしょう)は、電話一本で可能で、数日以内に診断書の原本を持っていくことで、初めて承認(正式に予約)される訳です。以前なら、申請(予約)するにも診断書が必要だったのが、緩和された訳です。
なので、皆さんが想像するような、電話での自己申請で追試験を決められる訳ではありません。診断書提出までの猶予期間が設けられただけで、追試験受験までのハードル?の高さは変わりません(どの道、医者の診断書が必要です)。仮病で追試験は受験出来ないです笑。
とは言え、例えば明日の朝に熱があって、追試を申請したとして、明日中に病院に行けなくて(日曜ですし)、月曜日に行って診察・診断書をもらったところで、日曜日に熱があったことをどうやって証明するのか不明です。その辺も、受験会場に連絡して、細かく正確に聞いた方が良いでしょう。
文科省も、独立行政法人大学入試センターも、その辺まで知らせておくべきだったと思います(少なくとも、大臣の記者会見とDNSのHPではこれらのことに言及していませんでした)。それとも、「診断書なしで(医者に行かなくても)追試験を受けられるんだ!」と、ハードルを下げること(実際の高さは同じ)で、少しでも体調に自信がない子に受験を控えさせることを狙ったのか……。
それで言われた通りに、少しだけ体調が良くないからと追試験を申請したのに、診断書を書いてもらえなかったら、どうするのでしょうか?
取り敢えず、明日も無事に試験を受けられるよう頑張って下さい。もし、体調が悪いなら、電話をして指示に従えば大丈夫です。不安になる必要はありません。
チャウコン
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