メンドクサイ男のラーメン店論

 

 

ラーメン激戦区で一番人気かつ一番長い行列を作るラーメン屋の店主と顔見知りになり

個人的な好みにラーメンを作って貰ったり

会話をしたり

最近だと年末年始の挨拶をしたのは

嬉しく思う

勿論

味が好みだから行くのだけれど

その店の他の常連よりも特別に扱って貰えることに

やはり優越感を感じてしまい

それも店に行く理由の数%にはなっていると思う

 

屋台のラーメンと言えば

福岡(中洲)だけれど

ボクの家の近くにも一軒あって

何度か訪れていました

ここでも

顔を覚えて貰い

色々話をしたのですが

ある時から行かなくなりました

 

 

何故行かなくなったのかを考えてみました

 

前者の有名店で話した内容に比べたら

後者の屋台は浅い内容なので

決して会話に原因がある訳ではないと思うし

どちらも自分から声を掛けるような迷惑行為はしたことがない

 

原因はもっと単純明快で

屋台は“非日常”を味わいに行くからだと思う

 

同じような価格で

実力派の有名店と屋台なら

有名店に行くのが普通で(その屋台も屋台の中では美味しいですが流石に有名店には敵わない

それでも偶に

他では滅多に味わえない屋台に行く

 

その“非日常”を楽しむ目的の屋台で

自分の“日常”を話すことは

その幻想を破壊する行為

これが原因でした

 

だから

その屋台のラーメンが超有名店で自分の顔を覚えてくれたら嬉しく思うのだろうけど

そういう屋台でもないから違うのだと思う

少なくともその屋台では

1ヶ月間を空けたら記憶を抹消して

初見さんのように扱って欲しいという自分勝手な願望が生まれてしまう

 

 

ただ

困ったことに

同じ「顔が覚えられてる」状況でも

前者の有名店で得られる優越感(プラス)

後者の屋台に行けなくなった失望感(マイナス)を比べると

マイナスの方が圧倒的に大きくて

そう考えると

顔見知りも考えものだと思うし

ラーメン店に限らず

自分の中で

“非日常”と捉えられるものは同時に希少なもので代替が効かないものなはずなので

“非日常”が“日常”にならないように

注意して大切にした方が良いのだと思いました

 

チャウコン

 

 

 

未分類
chaukonをフォローする
チャウコンのブログ

コメント

  1. より:
    面白いっすね、流石
  2. mちゃん より:
    覚えられるということは
    容姿が優れてて性格も良いということですよ
    自信持って