夜11時、某ドラッグストアでアルコールを購入しようとしたところ、レジで年齢確認をされ、結果購入できなかった。
「20代or30歳以上のどちらかを指差せ」ということで、20代を指差した。嘘は吐いていない。
そのラミネートされた年齢確認シート曰く、20代なら年齢確認で身分証明証の提示が必要で、30歳以上なら不要とのこと。
30歳以上は自己申告で証明不要な時点で、このシステムは破綻している。未成年が30代以上を指差しても不問だと店が言っている。まさか、30歳以上に見えない場合は身分証明証の提示を要求する訳でもないだろう。トラブルになるのが目に見えている。そもそも20代を指差した時点で年齢確認をしたという認識である。身分証明証が必要なら指を差す必要がないだろう。なんの為の指差しなのか……。丁度30歳の女性が30歳以上を指差した場合、身分証明証の提示を求めらないなんて失礼だと言う人もいそうだ(一人は知っている)。
結局、ボクはスマホしか持っていなかったので証明証を持ち合わせていなく、購入できなかった。レジのスタッフは3回くらい謝っていた。ボクも「なんかサーセン」と笑った。余談だが、年齢を偽ってまでアルコールを購入する悪ガキは洗濯槽クリーナーを一緒に買わないと思う。ボクは深夜に洗濯槽クリーナーだけを手に入れて店を出た。
同じドラッグストアで他の店舗では、指差すまでもなくアルコールを購入できた。今回のレジスタッフは上司(経営者)の命令を聞いて忠実に行動した訳で、問題はない。ただ経営者的には全く利益にならないと思うのだがどうなのだろう。自分の店でアルコールを購入した未成年者が問題を起こしたとして、年齢確認をした時点で責任は免れるのでなないだろうか。その未成年者に年齢詐称が加わるだけだ。アルコールを販売しただけで店側が不利になった事例があるなら是非拝見したい。恐らく、上記のような破綻したシステムを導入している時点で察しはつくが……。その一貫性のない命令を忠実に守ったパート店員はボクの倍は生きているようだった。これまでにも4回ほど(全く別の環境で)年齢確認をされたことがあるが、中年の女性か日本語が拙い外国人のどちらかである。何か傾向があるのだろうか。
念の為付け加えておくが、店側は販売しない権利があるので、今回は全く問題はない。ただ、登場人物(経営者・レジスタッフ・客)が全員損していると思われるのは滑稽でもある。
さて、結果としては恙なく隣の店で年齢確認もなくアルコールを購入できたので問題はなかったのであり、もっと言えば若く見られたことに嬉しく感じてしまったのである。「嬉しく感じた時点で老けているだろ」と素面のボクなら突っ込むだろうが、酔っているので今は黙らせておこう。
チャウコン
コメント