炎上しているので書きます。
見出しで記事が台無しになった好例です。
本日、【スペイン監督 日本首位腹立たしい】の見出しでトピックスを投稿しましたが、誤解を与える表現と判断し、削除しました。現在は【スペイン監督パニックの5分だった】の見出しでトピックスを掲出しています。https://t.co/jephFQS3HZ
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) December 2, 2022
結論から、
これは飽くまでボク個人の経験から得たことなのですが、
「誤解を与える」
↓
「表現が不適切」
の方が良いことが多いです。
「誤解を与える」という表現自体、なんら間違っていないのですが、どうも読む側はスムーズに受け取ることができないことがあります。今回の件では、ボクも感じました。
「誤解を与える」と書く・発言する時は、概ね“撤回”と“謝罪”を含む場面ですが、「誤解を与える」では「誤解をしたのは読んだ(受け取った)あなたでしょ」の意味合いがうっすらと、人によっては強烈に出てしまうようです。
発信側は正しく、受信側が誤っている、というニュアンスが本来の意味以外から浮き出てしまう。
受信側(読者)からすれば、「誤ってたのはお前だろ」と言いたいところなので、火に油状態です。
こういったことに敏感な記者(ライター)であれば、もし「誤解を与える」と書いても、その後に謝罪の文も続けるのですが、最近の記事を見る限り、謝罪が続くことは稀な気がします。そういうマニュアルなのでしょうが、マニュアルが間違っています(情報が古い)。
発信側:謝罪を含めているつもり
受信側:謝罪がないどころか、こっちが間違ってると言われた気分
という構図でコミュニケーションエラーが起きる。
エラーが起きている以上、変更するべきで、ここは無難に「表現が不適切でした」と書くのがおすすめです。
「表現が不適切でした」のあとに謝罪を続ければ丁寧ですが、別に謝罪を続けなくても受信側が不快に気になることはありません。幅もきくので結構便利です。
チャウコン
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