三月の勘違い


 


旧暦でも、新暦でも、3月は春といえる。


 





そんな暦上ただ割り当てられた「春」を、本当の春と勘違いした暖気が吹き渡っている。


 





空気の読めない暖気に木々は白けているが、こんな時に思い出すのが、レミオロメンの『夢の蕾』。


映画『感染列島』の主題歌でもあったなと、公園で遊ぶようになった子供達を見ては、身体にも暖気が吹き込むのを感じる。


吹き込んできた勘違いが感染して、この感情も何かの勘違いではないかと疑ってしまう。


 





足下には春と勘違いして芽吹いた緑。


私は一人。


 


チャウコン

日記
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