先日(あえて日付は伏せます)、
富士急で開園と同時にええじゃないかに3回連続で乗り、たぶん3回目に絶叫優先券を使い、3回目に一番前の席になり、かつ外側の席に乗るために“調整”した絶叫狂いの方、見ていますか?
開園と同時にダッシュして2連続でええじゃないかに乗っていた自分よりヤバい人が隣にいた。
あなた様が「ZOKKONめっちゃ良かったですよ!」と声をかけなければ、ボクはZOKKONに乗らなかったでしょう。感謝。
もっと絶叫の話がしたいので、よければお問い合わせから声をかけてください笑
ZOKKONとチャウコンって似て…ないな。
自分が絶叫好きなのを忘れていました。
予定が空いたので先日富士急へ行ってまいりました。
空いていたので、
ええじゃないか5回
FUJIYAMA2回
高飛車3回
そして、
ZOKKON2回
乗ってきました。
さて、
察しの通り、絶叫系ではなかったです。
富士急HPにもある通り、爽快感が前面に押し出されています。
あと12年ぶりの新コースターだけあって、最新のデザインが施され、近未来な演出を楽しめます(富士急らしくない
とはいえ、絶叫とお子様向けのイメージが強い富士急なので、案外、良いゾーンなのかもしれません。
優しい高飛車って感じでしょうか。
高飛車と同じくリニアランチ方式で加速します。
最高速度は73キロらしいので高飛車の100キロより遅いのですが、高飛車と違って即急上昇(回転)とかしないので、純粋に加速を楽しめます。
ド・ドドンパ復活はよ。
コースのうねりは他のコースターより激しいのですが、バイク型(前傾姿勢)だからか身体は痛くなりません。
コースに合わせて身体も滑らかに曲がります。
これが個人的に新発見で、バイク型のメリットだと思います。
純粋に走行を楽しめます。
目玉の一つである「バック走行(逆走)」は、正直微妙でした。
富士急の逆走というと、「ムーンサルトスクランブル」でしょうか。
あと、FUJIYAMA。
1980年代のそれより、遠く及びません。
絶叫系じゃないから、といわれても、スピードもかなり落ちるので爽快感すら薄いのです。
「おぉ…」で終わりました。
後述しますが、後ろの方に乗ると残念な感じになります。
その後、建物内に入りコースが変わり、ラストスパートです。
これは楽しいです。
なぜか東京ドームシティのサンダードルフィンのファーストドロップ後を思い出しました。
ジェットコースターといえば、エネルギーの性質上、最初の落下がヤマになりがちですが、後半に盛り上がれるのは斬新です。
高飛車と一緒だなんて思っていません。
そんな感じで、「楽しかったー!」という感想です。セカオワの音楽も合っていて、爽快感は確かにあります。
さて、ZOKKONの残念なところを述べます(飽くまで個人の意見です)。
それは、席がコースターの後ろになるほど微妙になるところです。
一般的なジェットコースター(FUJIYAMAなど)は一番前に座れると迫力満点です。2番目でも良いでしょう。
では、後ろの席は残念な席なのかといえば、そんなことはなく、落下時にスピードが乗る時間が長いので、見た目の迫力を抜きに考えれば後ろの方がスリルがあります。
一番前だと、後ろの車両が全て坂に差し掛かるまで待たなければならず、最高速度になる頃には自分は坂を下り終えるところ、なんてこともあります。
一方で、一番後ろだと自分が坂に入った時には既にかなり速度が出ている(というか、引きずり込まれる)ので、スリルを味わう時間が長くなります。
なので、通は後ろを好むみたいな話もありますし、実際自分も、後ろの方が好きです。
しかし、これは一般的な上り下りを繰り返すジェットコースターだからであり、ZOKKONのような高低差のないウネウネしたコースだと、後ろに座るメリットがありません。
平坦なコースでのリニアランチ方式なので、どこを切り取っても同じ速度です。
前の席だと自分が後ろを引っ張っていくような感覚で爽快ですが、後ろの席だと、その特徴的なコースが見えず、ひたすら前の車両を追いかける感覚です。まんまツーリングですね。
先に挙げた逆走になる所では、後ろの席だと大して上らず逆走が始まります。
前の席だと途切れたコースに驚けますが、後ろだと「前の人、楽しそうだなぁ…」です。
逆走中は、後ろが先頭になるわけですが、こちらも述べた通り、とても遅いので、そもそもスリルがありません。というか、全員コースが見えないので、どこに座っても同じです。
極めつけは、ラストスパートに入る前のコース変更される箇所です。
後ろからは何も見えません笑
前の人が「すげぇぇぇ!」と騒ぐのを聞くだけです。
結局、コースが見えないので前の人のケツを追うだけです。
こんな感じでしょうか。
明らかに「前の席がお得で、後ろは損」という印象です。
「ZOKKON つまらない」という人は、前に座りましょう。
とはいえ、席は選べません。絶叫優先券を使っても無理そうです。
ロッカーに荷物をしまうタイミングで、人数を即座に数えて、金属探査機を通過するタイミングを調整すればできそうですが、失敗したら、一番後ろになる確率も高いです。
まだ一般公開されて数日ですが、スタッフさんの動きはスムーズで、回転は早いです。
前に座れることを祈って、是非乗ってみてください。
P.S.
「あたま、せなか、安全バー」の呪文が頭を離れません。乗っている時は忘れているのに、帰ってから思い出すの終わっています。「大大大大大出世!」にも聞こえてくるの助けて。
チャウコン
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