10月

 

 Yahooとかのネット記事を見ると、ボクの大学のコロナに関する現状や方針なんかが書かれていて、実際に今ボクや友人が持つ情報と比べて随分隔たりがあるように思う。それが時間差に因るものでないことは明らかです。

 大学の方針に反発する気はないけれど、対学生(教員含む)や対メディアにせよ、正確な情報を示さないと必ず崩れる。

 集会(というと途端に胡散臭くなるけれど)も許されない現状の学生自治活動は不在同様で、切っ掛けすら生まれないから状況も変わり得ない。実を言うと3ヶ月程前に某学生新聞に寄稿(というと途端にカッコ良くなるけれども)する機会があって、そこで色々と書きました(勿論、氏名公表)。その記事自体ではないのですが、その紙面の一部がYahooトップに載って話題になったので、寄稿部分も含めて大学に送ることになり、その反応もいただいたのですが…。

 その3ヶ月前の時点でのボク(一学生)の意見の一部は「授業は教員が対面かwebかを自由に選択でき、(当然)学生も自由にシラバスを見て選べることを前提に、一般的な学生(定義は略)が今まで通り授業を選んだら、(一部の大講義を除いて)半数は対面で行われる授業形態・時間割であるべきだ」的なことを、学費の内訳を踏まえて学生が大学施設を妥当な範囲で利用出来る(納得出来る)ことを望んで書きました(勿論、その当時ではなく、3ヶ月後の後期授業を対象に)。

 その結果が、最近になって後期授業の詳細が明らかになったことで分かった訳ですが、面白いことに(偶然だと思いますが)「半数の授業を対面で」というフレーズが一人歩きして学長の口から発せられるようになり、その某メディアにも載っていました。教員が対面かwebを選択出来るようにもなりました。

 面白くないのは「半数の授業を対面で」という部分が真っ赤な嘘ということです。冒頭部分の隔たりとはこのことです。

 

 だいぶ分かりにくいので整理して書くと

 

3月末

大学「授業は対面かwebか考え中」

 

4月初め

大学「授業は対面でやります」

教員A「対面でやります」

教員B「安全を考慮してwebでやります」

→教員Bは学生だけでなく教員からも叩かれる

 

4月中旬(授業開始後)

大学「やっぱ対面無理。全部webで。」

教員A「じゃあwebでやります」→質の低い授業(仕方ない

教員B「同じくwebでやります」→質の高い授業

ゼミの偉い先生「何でも上層部に伝えるから意見ちょうだい」

賢い友人「学費下げろ」

ボク「飲み会したい」

 

6月某日

大学「このまま現状維持又は収束すれば後期は対面です。独自の感染状況レベルも作ります。」

ボク(教員Bと偉い先生から詳しく話を伺い、他大学の状況も調べたので)某新聞に寄稿。偉い先生にも直接学長に伝えてもらうように頼む。→反応あり

 

現在

大学「『半数は対面でやります。感染状況レベル的にもOKだし。』まぁ教員次第だけど。」『』の部分だけメディアに掲載

授業の9割「webでやります」

ゼミ「対面でやります。無理ならwebで個人対応。」

ボク「ダメだこりゃ」

 

 誤解のないように言いますが(記事にもそう書きましたが)、コロナの感染状況的に大学の判断で対面授業が出来ないのは仕方ないと思います。専門家でない人間が「収束した」だの「マスクは不要」だの「コロナは風邪だ」だの言うのは論外でしょう。

 問題というか、失望してるのは大学・教員・学生の三者が噛み合ってないことです(特に大学と教員)。鼎立とはこれを言うのでしょう。おまけに大学は受験生の減少を防ぐためかメディアに良い顔をしてるので呆れます。

 web授業を選んだ教員も前期の教員Aみたいにならないように予め準備してるのだと一応期待をしています。対面授業の準備してて、いきなりwebに強制変更されるのはキツいでしょうから。

 大学が(ちょっと)誤魔化してるだけで誰も嘘は付いていないし、誰もが真剣にこの現状に対応してるのは分かるのですが、もう少し上手く出来ないのかと思うのです(それが難しいのでしょうけど)。 

 

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どっかの関係者に伝わって欲しいような、欲しくないような…

 

チャウコン 

 

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